テレワークに最適な場所を探そう!埼玉編【テレワークのポイントも解説!】

「テレワークに最適な場所がわからない……」
「都内じゃなくて、埼玉県内でテレワークできる場所ってどんなところがあるんだろう?」

こんなお悩みや疑問、持っていませんか?

コロナ禍により、近年急速に普及したテレワーク。
感染対策としてだけでなく、新しい働き方の一つとして、今後スタンダードになっていくことが予想されます。


となると重要になるのが、自分にあったテレワークの場所を見つけることです。

集中できるか、効率はよいか、設備は充実しているか、ということは検討するべき事項としてすぐに思い当たるでしょう。
更に、フルリモートワークでほとんど出社しないのか、
それとも週に1〜2回は出社するのか、
テレワークの頻度によって、その事項の重みづけは異なってきます。

この記事では、テレワークに最適な場所と、自分にあったテレワークの場所を選ぶポイントなどを、多角的な視点から解説し、ひとまとめにお伝えします。

いまだに自分にあったテレワークの場所が見つからず、
色々なところを彷徨っている……
不満はあるものの自宅でテレワークをし続けている……
という方、必見です!

テレワークにオススメの場所7選

カフェ

カフェは、最も手軽なテレワークの場所と言えるでしょう。街中のカフェでパソコンを開いてお仕事をしている方をきっと見たことがあると思います。

飲み物1杯から滞在できるため、気軽に利用できます。カフェというおしゃれな空間で、美味しい飲み物を片手にテレワークをするのは気分もあがり、店内の適度な雑音も、集中の助けになるでしょう。

一方で、その気軽さゆえのデメリットも存在します。
まず、電源やWi-Fi・机の大きさなどはあまり期待できません。必ずしも電源がある席に通されるとは限りませんし、Wi-Fiも使い物にならない場合があります。
通話や、声出しの会議も行わないほうが良いでしょう。情報漏洩のリスクはもちろん、相手に届く音声に雑音が入ってしまうことも気になります。さらに、電話などの声は、対面での会話とはテンポやトーンが異なるため、他の利用客に不快感を与えやすいです。
1杯で滞在できる手軽さが魅力のカフェですが、長時間はあまり快く思われません。店員さんの視線が気になったり、そもそも混雑時は時間制だったりします。追加注文をしたり、混雑時を避けるなどしましょう。

1人で、短時間、軽い作業をする時などはおすすめです。

自宅

おすすめの場所、というのも違和感がありますが、やはりテレワークを語る上で自宅の存在は無視できません。
その他の場所との比較のためにも、改めてメリットデメリットなどのポイントを整理して見ていきましょう。

自宅でテレワークをすることのメリットとして、移動時間が全くかからないことが挙げられます。朝早く起きての準備や、満員電車への乗車などの必要がありません。空いた時間は趣味や自己研鑽など有効に使う事ができます。
また、もちろん完全プライベートの空間であるため、他者の視線なども気になりません。

デメリットとして大きいのは、仕事とプライベートの明確な境界がなくなるため、メリハリをつけるのが難しいことでしょう。また、同居している家族や、ペットなどがいれば、気が散ったり、オンライン会議時に雑音が入ってしまう心配もあります。
光熱費や通信費も、オフィスにいたらかからないものですが、自宅でテレワークをするとなると負担としてかかってきます。

レンタルスペース

個人が空き部屋などの使っていないスペースを時間貸ししているのが、レンタルスペースです。
リビングのような部屋から、スタジオ、会議室、キッチンなど、沢山のスペースオーナーによって設備や雰囲気など多様な種類のスペースが貸し出されています。

時間貸しのため、必要な時に必要な時間利用することができるのがレンタルスペースのメリットです。サイトによっては、場所、日時、人数以外にも、Wi-Fiやホワイトボードなどの必要な設備からも検索することができ、ぴったりな場所を探すのに便利です。

料金はスペースによって異なります。オンライン会議の予定や特に集中したい作業がある等の場合は良いかもしれませんが、始業から終業までずっとレンタルするとなると、費用は高額になってしまいます。
また、レンタルするには、スペースを貸し出しているオーナーと入室方法や利用ルールなどをサイト内のメッセージでやり取りすることになります。信頼できるオーナーかどうか、口コミなどから見極めが必要です。

レンタルオフィス

専有できる個室を契約するのがレンタルオフィスです。サイズは1人用から複数人用まで様々なタイプがあります。

自分専用の個室を持つことができ、扉を施錠しておけるので、パソコンや書類などを置きっぱなしにしておくことができます。
完全個室であるため、パソコンを覗き込まれる心配もなく、通話やオンライン会議も気兼ねなく行なえます。
また、法人登記や住所利用なども可能なところがほとんどです。

ただ、やはり料金は高額になります。必要な時に1日だけ、というような利用ができないため、テレワークの頻度などを踏まえ、その料金に見合った利用ができるかどうか検討が必要です。

図書館

図書館によっては、本の閲覧や勉強など自由に使えるスペースがあるかもしれません。

公共施設であり、基本的に無料で利用することができます。
館内は静かで、本で調べたいことがあればすぐに取りにいけるというメリットもあります。

しかし、パソコンを持ち込んでテレワークをするとなると、電源や電波の確保ができなかったり、タイピング音への配慮が必要だったりと、やや不便かもしれません。
通話や飲食の場所が限られている可能性も高いでしょう。

利用する図書館のルールを良く理解して、テレワークをしましょう。

ビジネスホテル

本来は宿泊を目的とするビジネスホテルですが、最近はテレワークの場所としても注目を集めている場所と言えます。
ビジネスホテルによっては、テレワーク用の日中プランなどの用意があるところがあります。

ビジネスホテルは、完全個室であり、周りの視線を気にする必要がありません。Wi-Fiや電源も備わっていますし、お茶などのアメニティもついているかもしれません。
また、自宅とは異なり、プライベートなものがないため、気が散ることもありません。

ただ、やはり一室を使うことになるため費用は高額です。継続的に使う場所とするのは難しいかもしれません。

コワーキングスペース

テレワークの普及に伴って、コワーキングスペースも一般的になりつつあります。街中で見かけたことがある方も多いかもしれません。
コワーキングスペースとは、様々な業種の人が集まり、共有して使うスペースのことです。固定席はなく、空いている席を自由に利用できます。
月額会員制やビジター利用などの利用方法があります。

スペースには様々な人が集中して作業を行っているのが見えるため、刺激を受けて、メリハリを付けやすい環境です。
また、仕事をする場所としてつくられているため、電源やWi-Fiはもちろん、コピー機や会議室などの設備も豊富です。長時間の利用も全く問題がありません。
コワーキングスペースによっては、会員同士の交流やイベントなどがあり、ビジネスチャンスの可能性もあるかもしれません。

ただ、シェアスペースである以上、他人の動きや、会話、雑音などが気になり、集中できない可能性もあります。
専有できるスペースがあるわけではないため、席が必ず確保できる確約もありません。

多くのコワーキングスペースでは、利用頻度や時間帯などによってプランが用意されているため、自分にあったプランを検討するのが良いでしょう。

テレワークの場所を選ぶときのポイント

次に、テレワークをする場所を選ぶ際に特に重要な、3つのポイントを解説します。
内観や費用などのぱっと見わかりやすいものに目がいってしまいがちですが、継続的に使う場所として忘れずに次の3ポイントを確認しましょう。

  1. 電話・オンライン会議について
  2. 通いやすさ
  3. 設備の豊富さ

これらをよく押さえて、自分にあったテレワークの場所を選びましょう。

①:電話・オンライン会議について

1つ目のポイントは「電話・オンライン会議について」です。

即時性のある連絡手段として重要な電話と、テレワークと切っても切り離せない関係にあるオンライン会議ですが、これらが快適に活用できる場所かどうか、忘れずに確認が必要です。
電波や雑音はもちろん、特に注意するべきなのは、「声出し」ができるかどうかです。

自宅やビジネスホテルなどの個室の場合、まず問題なく声を出すことができます。
しかし、カフェや図書館などは話が異なります。
周囲への配慮や、利用ルールから、通話やオンライン会議を快適に行うことは難しいでしょう。

また、コワーキングスペースも、全席通話可能、一部エリア可能、フォンブース内のみ、など場所によってルールが異なる場合があります。

自分の普段の電話・オンライン会議の頻度や時間などを踏まえて、テレワークの場所を選びましょう。

②:通いやすさ

2つ目のポイントは「通いやすさ」です。
特にテレワークの頻度が高い方であれば、通いやすさは重要です。

テレワークの場所が遠ければ、オフィスへの通勤時間がいらないというテレワークのメリットを活かしきれません。行く気も失せてしまいます。
オンとオフの気持ちの切り替えになる程度の距離感内で探してみましょう。
例えば、「(最寄り駅) コワーキングスペース」などと検索してみると、気づいていないだけで意外と近くにあるかもしれません。

③:設備の豊富さ

3つ目のポイントは「設備の豊富さ」です。
テレワークをしていて、ふと、オフィスには当たり前にあるのに……と思うものありませんか?

明るい室内、快適な空調、広い机や椅子、電源や高速Wi-Fi、会議室、複合機、パソコンモニターなどなど

もちろん、テレワークをする際は、これらを自分で調達しなければなりません。
しかし、既に設備が揃っているところをテレワークの場所とすることで、一気に快適度が上がります。

自分にはどのような設備があると便利か、ということを考えてテレワークの場所を選ぶと良いでしょう。

テレワークの場所を整えて効率化を図ろう

ここまで、テレワークにおすすめの場所と、選ぶポイントを解説しましたが、テレワークの場所として1番おすすめなのは、コワークングスペースです。

名前の通り、ワーキング=仕事をするために作られた場所であり、快適さが他と比べて段違いだからです。

以下で、コワーキングスペースがテレワークに1番おすすめな理由を解説していきます。

大事なメリハリ

自宅でのテレワークは、やはりついついプライベートとの境目が曖昧になりがちです。
しかし、コワーキングスペースでは、自分以外の人が集中している姿を間近に見ることができ、適度な緊張感のもと、自然とスイッチを切り替えることができます。

自宅から出ることで、プライベートとの切り替えもしやすいでしょう。

トータルで考える

先述の通り、自宅でのテレワークでは、必要な設備を自分ですべて賄う必要があります。
例えば、光熱費や、通信費、デスクやイス、モニターなどの設備費はもちろん、プリントアウトやコピーが必要であれば、コピー機に加え、インク代、紙代もかかってきます。

しかし、コワーキングスペースを使うと、それらを利用料金内で使うことができます。空調・Wi-Fi・電源なども整っていて、こだわった場所であれば、作業に適したイスなどもあるかもしれません。
それらをトータルで考えて検討すると良いでしょう。

試しに使ってみる

テレワークにおすすめな場所としてコワーキングスペースのメリットを解説しましたが、まずはぜひ一度試しに使ってみることをオススメします。

多くのコワーキングスペースは、会員にならなくても、1時間単位でスポット利用(ドロップイン、ビジター利用等)が可能です。試しに数時間利用してみて、居心地、設備、混雑具合などを確認しましょう。
そして、利用頻度と利用時間を踏まえて、月額会員になるか、それとも必要なときにドロップインで十分か、考えるとよいでしょう。

ホームページなどで、スポット利用が可能かどうか、利用できる曜日・時間帯を確認できます。

埼玉のテレワークできる場所おすすめ5選

それでは埼玉県内にあるドロップインが可能なコワーキングスペースがを主要駅ごとに見ていきましょう。
なお、営業時間や値段などは執筆時のものです。

大宮駅:BIZcomfort大宮西口

大宮駅西口徒歩5分の場所にある、新築7階建ての大規模シェアオフィスです。
2022年4月1日にオープンしたばかりなので、内装はとてもきれいです。フリーアドレス席は71席あり、フロアごとに集中ブースやサイレントルームなど多様な席があります。
ただ、ドロップインは平日のみなため、注意が必要です。

大宮 レンタルオフィス
住所埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-378 
料金月額会員:2,200円〜
ドロップイン:550円/1時間 2,200円/1日
営業時間24時間(ドロップイン:平日9:00~18:00)
ホームページhttps://bizcomfort.jp/saitama/omiyanishiguchi.html

浦和駅:いいオフィス浦和 by WIDE LOOP

浦和駅から徒歩15分の住宅地にある静かな環境のコワーキングスペースです。1階にはキッチンを兼ね備えたレンタルスペースがあり15人ほどのセミナーやイベントなど、多目的に活用できる空間です。
ドロップインは平日の10:00〜17:00に可能で、事前に「いいアプリ」をダウンロードし、決済情報の登録を行っておくとスムーズです。

いいオフィス浦和 by WIDE LOOP
住所さいたま市浦和区常盤2-10-5 LOOPビル
料金月額会員:15,000円〜
ドロップイン:500円/1時間
営業時間平日 10:00〜17:00
ホームページhttps://e-office.space/spaces/kanto/saitama/saitamashi/urawa-by-wideloop

川口駅:レンタルオフィスMobius

川口駅から徒歩1分のところにあるレンタルオフィスMobiusは、予約不要で完全個室のドロップインが可能という珍しいスペースです。
1名用から4名用まで部屋の種類が選べます。

Mobius
住所埼玉県川口市西川口1-5-20
料金月額会員:15,000円〜
ドロップイン1名用:330円/30分 5時間以上一律3300円
      2名用:440円/30分 5時間以上一律4400円 等
営業時間9:00〜22:00
ホームページhttps://so-mobius.com/rental_office/

志木駅:コワーキングスペース base Co+ 志木

base Co+志木は東武東上線志木駅から徒歩1分の場所にあります。
カフェのようなおしゃれな内装が特徴で、座席の種類が豊富です。
静かな空間でじっくり集中して作業したいときは 自習室のような「Area Shelter」、リラックスして作業したいというときは カフェっぽい「Area Square」と、選び分けて利用できます。他にも、ZoomやSkypeといったテレビ会議が可能なエリアなどもあります。
また、共用キッチンに冷蔵庫や電子レンジもあり便利な設備が揃っています。
21種類のドリンクバーが価格に含まれているのも魅力です。
ドロップインは毎日可能。予約不要で、10:00から18:00まで利用できます。

コワーキングスペース 志木市
Area Square
画像
Area Shelter

コワーキングスペース base Co+ について詳しくはこちら

住所埼玉県志木市本町5-24-21 SHIKISMビル 4F
料金月額会員:1100円〜
ドロップイン:最初の1時間440円 以降330円/1時間 1320円/1日
営業時間24時間営業(ドロップイン:10:00〜18:00)
ホームページhttps://coplus.space/

南越谷駅:いいオフィス南越谷 by iiO

南越谷駅・新越谷駅から徒歩3分の複合施設「南越谷ラクーン」内にあるコワーキングスペースです。
施設内はとても広く、駐車場や駐輪場もあるためアクセスも抜群です。
ドロップインは、10:00から22:30まで利用できますが、月〜土曜日は19:00までに、日曜日は17:00までにチェックインをする必要があるため注意して下さい。
事前に「いいアプリ」をダウンロードし、決済情報の登録を行っておくとスムーズです。

いいオフィス南越谷 by iiO
住所埼玉県越谷市南越谷1丁目15−1 南越谷ラクーン 4F
料金月額会員:17,600円〜
ドロップイン:660円/1時間〜 2,750円/1日 
営業時間10:00〜22:30
ホームページhttps://e-office.space/spaces/kanto/saitama/koshigayashi/minamikoshigaya-by-iio